TOP
48.54score

やまねこ

スポンサーKataribe

サンタさんは魔法使い

ここに画像が表示されない場合はすでに削除されているか直接のリンクを拒否されている可能性があります

あれは寒いホワイトクリスマスの出来事でした。
私は、ベタだけどその日に想いを伝えようと決心し、前日から色々と準備をしてきました。

プレゼントも、メイクも、衣装も・・・。
全部カレだけのために、いや、この日のためだけに用意をしてきました。

そして約束の日、約束の時間に約束の場所へ向かい待つこと20分。
カレは一向に現れない。

・・・そんなワケない。そんなワケない。

心の中で20回ぐらいはつぶやいた頃に、1本のLINEが。
「ごめん、今日残業で行けそうもない・・・」

私の心の何かが崩れる瞬間でした。

前日から準備したのに。プレゼントも考えたのに。メイクもばっちりなのに!!

自然と涙がこぼれ、自分で抑えることができない。
雪がひらひら舞う中、私は自宅への道を泣きながら辿りました。

すると、サンタが私に向かってハンカチを渡してくれました。
よっぽど周囲からは哀れに思われているのかもしれない。

「ありがとうございます」

お礼を言い、そのハンカチで涙をぬぐったその時でした。

忘れるハズもない、カレの香りが私の脳を刺激しました。

「え?」と、顔を上げると・・・

「メリークリスマス!」

サンタの衣装をしたカレがそこにいました。

せっかくハンカチで涙をふいたのに、また涙があふれてくる・・・。

「もう・・・バカ!バカ!!」

言葉とは裏腹に、私の顔は笑っていた。

さっきまでの自分はどこにいったのだろう?

「笑った顔のほうがステキだよ」

ああ、わかった。きっとサンタさんが魔法をかけてくれたんだ。

私が笑顔になる、魔法のコトバを・・・。

という

人生最高のホワイトクリスマスでしたっ♪

.

最終更新日:2014-12-13 08:54

コメント (0)